今年も高専生のインターンシップが始まりました

例年恒例の高専生のインターンシップが始まりました。

今年もものづくりメインのカリキュラムですので、夏場の過酷な環境でのインターンシップとなります。

高専生のMさんです。

素直で謙虚且つ、ポジティブな生徒さんで、流石高専生と思わせるところが随所に見られます。

さて、今回のものづくりの課題は”フライパン””スキットル”です。

当社は鉄骨製造業ですので、もちろん素材は”鉄”です。

その為、普通のサイズでは重量があり、女性が片手で扱うには
サイズダウンする必要がありますしたので、直径15cmの可愛いフライパンがイメージです。

造りやすいように、円形にせず八角形にし、しっかりと製図して
パーツごとに落とし込み、実際にパーツを切り出します。

切り出したパーツを溶接で組み上げていきますが、初めての溶接体験に
物怖じせずどんどんコツをつかんでいく様子がうかがえました。

汗だくになりながら、溶接を続け研磨した後、焼き入れ作業をして

完成したものが….こちら↓

火にかけるので塗装なしですが、女性でも片手で扱える重量とサイズ、
持ち手にはフックを付けるなど、一工夫されています。

製図から製作まで、こちらが教育するまでもなくスムーズなインターンシップであったと思います。

季節柄、インターンシップ環境としては厳しいものがありますが、
今しか体験できない事を精一杯やりきった1週間であったと思います。

本当にお疲れさまでした。

就職活動が大変な時期ですが、希望通りの就職が出来ることを心から願っております。

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