高専生向け就業体験を開催いたしました!!

今回、当社にて高専生向け就業体験が実施されました。

この就業体験は初の試みとの事で、我々も手探りの中準備を進めてまいりました。

参加した生徒は、愛媛県内の高専生、徳島県の高専生、
リージョナルデザインにインターンシップで来ている大学生、
当社インターンシップに来ている高専生等、専攻や学年も様々なバラエティに富んだ参加者となりました。

東予地方局地域産業振興部様及び、リージョナルデザイン株式会社様も
引率者として参加していただき、またハートネットワーク様の取材も入りました。

高専生向け就業体験という事で、当社としては工務課の業務である
工程管理業務の一つ、”3DCAD”を体験材料として提供いたしました。

まずは当社がどういう会社であるかを知っていただく為の
会社説明を行ない、鉄骨製造業についての動画を視聴いただきました。

 

続いて実際に工場の中ではどのような作業がされているのか、
鋼材搬入から出荷までの流れを、2班に別れて工場見学を行ないました。
生徒さんも初めてのものづくり工場という事で、見学中も色々な質問が飛び交い
工場見学後の質疑応答でも、質問だけでなく素晴らしい感想まで話して下さる生徒さんもおり
非常に前向きにこの体験に参加している姿勢が見受けられました。

3DCAD体験の前に、登尾常務より”建物が出来るまで”という講義を聞いていただき、
就業体験のメインである”3DCAD”に移りました。

はじめに使い方などの説明をし、まずは触れてみようとの事で、
A.B.Cの3チームに分かれて、各自思い思いに動かしてみますが、そう簡単にはいきません。
それぞれわからない事は大きな声で”わかりません”と意思表示し、
そこへ常務がレクチャーに行くことで、少しずつコツをつかんでいました。

基になるデータを利用して、チーム毎に自分たちの思う建物を作ってもらいました。

 

最後はチーム毎の発表です。
それぞれチーム色の強いものが完成したようで、あるチームは同じものを
いくつも組み合わせて巨大化させていたり、柱や梁の間を更に補強して耐震に強い建物にしたりと
それぞれ個性あふれる建物が出来ていました。
制作中もワイワイガヤガヤと笑顔と笑い声が絶え間なく聞こえ、楽しみながら体験している事が伺えました。

今回9名の生徒、8名の引率の方、計17名の方が来社されましたが、生徒の方々は非常にポジティブで
引率者の方々は最後まで気遣いいただき、我々も楽しい2時間半を過ごせました。

この企画の立案から実施まで、様々な方が関わられ今日を迎えられたことに心から感謝いたします。

また生徒の皆さん、コロナ禍で活動しずらいとは思いますが、可能な限り体験や経験をして、
知識を身につけて今のポジティブな状態をキープして乗り切ってください!!

皆様、本当にありがとうございました。

登尾鉄工株式会社 従業員一同

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